もみのころぐ

テーブルレイアウトしか知らんババアが、慣れないツールいじって脳みそのリハビリをする美貌…おっと備忘録。

日々雑記

勝手に始める大久保利通さあ推しプロジェクト

投稿日:2017年11月5日 更新日:

薩摩藩では来年の大河ドラマ「西郷どん」に向け、どこもかしこも西郷推しである。しかしながら耄碌ババアは判官贔屓なのだ。人気一番手に与するような安全牌的思考でどうする! クソ面白くもなんともないではないか。

かつてオフコースが武道館で♪君を抱いて~い~いの~好きに~なってもいいの~♪と歌ってファンの黄色い歓声を浴びていた頃、その視線の先は八割方、小田和正だったのではないかと思う。いや、好きだけどさ、大好きなんだけどね、小田和正。しかし、わたしの中の判官贔屓が叫ぶのだ。「なんで? なんでそっちだけ見てるの? ヤっさんの『のがすなチャンスを』とか『潮の香り』とか『SAVE THE LOVE』とか『歴史は夜作られる』とか『一億の夜を越えて』とか『夜はふたりで』とか……すげーいいじゃんよ。不憫だ、ヤっさん不憫すぎる;;」

オフコースが5人だった頃の最後のコンサートツアーで、声を枯らして「鈴木さーん!」と叫んでいたのはわたしである。…ちょっと嘘である。当時は大変おとなしい女学生であったため、心の中で声を枯らしていたというのが真実である。

小田和正に比べるとロック系の曲が目立つのがギタリスト鈴木康博の曲なのだが、バラード系もなかなかいい。昔書いていた@ITのコラムにも鈴木康博の曲絡みで書いたような気がするなー。…あったあった、これだ。『いくつもの星の下で』についてちょっと書いている。タイトルはビリー・ジョエルだけどw

デスマーチで嫁(い)き遅れました「Just the way you are」

そのようなわけで、判官贔屓の耄碌ババアは、車もTOYOTAを買ったことはない。携帯・スマホもdocomoは買わない。今後とも人気ナンバーワンには手を出さない所存である。

 

それなのに薩摩藩ときたら!

↑ある日のジュンク堂書店(1)。

西郷どんだらけである。特集棚の右隅に、篤姫だの小松帯刀だの大久保さあだのの本が、申し訳程度に数冊あるだけ。
全く勝ち馬に乗りまくりである。ジュンク堂よ、恥ずかしくないのか!

 

↑ある日のジュンク堂書店(2)。

出版社毎の文庫本棚でも、西郷どんの本は表紙が見えるように置いてあるが、大久保さあの本ときたら、この始末。
同じ薩摩藩の人間として、あまりのなされようではないか。不憫だ。不憫すぎる…。

しかし勝ち馬に乗っているのはジュンク堂だけではない。

↑ある日の天文館。

天文館アーケードもこの始末。垂れ幕は西郷どんと島津斉彬、西郷どんと島津斉彬、西郷どんと島津斉彬、西郷どんと島津斉彬、西郷どんと島津斉彬…
なぜだ! ひどいではないか! 大久保さあはどうしてしまったのだ。薩摩藩の民人はなんと冷たいことか。照国表参道商店街振興組合は反省して欲しい。

一般的に大久保さあは冷徹な独裁者というイメージがあるが、家族には優しく、子どもたちのいい父親であったという。それを聞いて、わたしの脳内に浮かび上がってきたのは、この人である。

↑「オルフェウスの窓」池田理代子

レオニード・ユスーポフ公爵。実在したロシアの軍人である。もうあーた、これがかっこいいのなんのって、わしゃもうメロメロである。好きすぎてロシアまで住んでた家を見にいったくらいである。
歴史上は怪僧ラスプーチンを暗殺したことで知られるが、漫画「オルフェウスの窓」の中では、革命家の恋人を追ってドイツからロシアに来たものの記憶喪失になったユリウスを拾い、匿っているうちに情が移ってしまう…というような役どころ。常日頃は冷徹な軍人である。

皇帝ニコライ2世から、ロマノフ王家の隠し財産の秘密を知るユリウスを暗殺せよとの命令を受け、苦悩するレオニード。部屋に入ってきた妹のヴェーラに銃口を向けると、彼女は笑いながらこう言うのだ。

「これはなんのおつもりですの?(略)おにいさまは氷の刃と異名をとっておいでだけど、あなたの手が愛する者を殺すために引き金を引くようにできていないことはよく知っていますわ」

それを聞いたレオニードは、ユリウスに銃口を向けても「あなたがぼくを撃つはずはないよ…」と言うのだろうと、拳銃を見つめながら慟哭する。…いや、名作だ。名作すぎるぞ、オルフェウスの窓。
ねえねえ、大久保さあって、もしかしてこのレオニードっぽいんじゃないの? 違うの? 知らんけどw

 

薩摩藩の街角を歩いていて、唯一、大久保さあの名前を見つけたのはこのチラシだけであった。

ティム・バートン監督は『大久保利通とチョコレート工場』とかいう映画でも撮ってはどうか。長身イケメン俳優でも当てて。まあ、髭似合いそうなので、本家ジョニー・デップでもいいぞ。

そんなわけで、不憫すぎる大久保さあに肩入れするために、ジュンク堂で眠っていた大久保本を買った。これから研究に勤しむ所存である。

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